お客様サポートよくあるご質問

PCに関すること

Windows 11 24H2のアップデートによりNASにアクセスできなくなった。という事例が増えております。この現象は、これまでパソコンに起動時のユーザーのパスワードを設定していなかった場合に発生します。

対策方法ですが、NASに新規にユーザーを作成し、フォルダにアクセス権を作成することでアクセスできるようになります。

Buffaloテラステーションの例で設定方法を記載いたします。まず、ユーザーを作成し、フォルダにアクセス権を設定するという流れになります。

１、パソコンのブラウザから、テラステーションのIPアドレスを入力してEnterキーを押します。

２、テラステーションの管理画面へログオンする画面が表示されてきますので、管理者のユーザー名、パスワードを入力してログインします。

３、管理画面に左側メニュー「ファイル共有」を押下し、右側メニューより「ユーザー」の歯車マークを押下します。

４、「ユーザーの作成」タブを押下します。

５、ユーザー名、パスワードを入力します。入力したら「OK」を押下します。この時、作成するユーザー名とは、パソコンを起動する時に使用しているユーザー名のことになります。例：userで起動している場合は、作成するユーザー名は、userと入力します。

設定の適用が始まりますので、しばし待ちます。

６、ユーザーが作成されて、ユーザー一覧の画面に戻ります。「閉じる」を押下して管理画面に戻ります。

７、次にフォルダにアクセス権を設定します。管理画面に左側メニュー「ファイル共有」を押下し、右側メニューより「共有フォルダ」の歯車マークを押下します。

８、例として「share」というフォルダを共有しており、このフォルダにアクセス権を設定したいとする場合、「share」の文字リンクの上を押下します。

９、共有フォルダの設定画面が表示されてきますので、「アクセス制限」のタブを押下します。

１０、ローカルユーザー名に先程追加した「user」が表示されておりますので、その右横のラジオボタンから設定したい項目を選択します。標準ではアクセス拒否になっていますので、「書込み/読込み」か「読込み」を選択することになります。

設定の適用が始まりますので、しばし待ちます。

１１、共有フォルダ一覧に戻りますので、「閉じる」を押下します。これで設定は終了です。

参考：BuffaloのWebサイトにユーザー登録、アクセス権の情報がございますので、そちらも参考にされて下さい。